佐賀県や武雄市の取り組みが紹介された県ICT活用教育推進協議会=佐賀市のグランデはがくれ

 佐賀県内の自治体の教育長による県ICT活用教育推進協議会が28日、佐賀市で開かれた。小中学校に1人1台の端末を配備する国の「GIGAスクール構想」が進み、県内では小中高で1人1台の配備が実現。利用から活用へ段階が変わり、子どもたちの「情報活用能力」の育成に向けて協議した。

 新たな段階に入り、昨年度までの名称だった「ICT利活用」から「ICT活用」に変更した。小中高に端末がそろったことから、県教委の落合裕二教育長は「この環境を使って共通して活用できるものとして、今年度は英語で共通のアプリ開発を進めている。英語に限らず、一緒に取り組めるものがあれば」と呼び掛けた。

 県は研究指定校の取り組みや校内研修の支援、ICT活用教育で目指すべき児童・生徒像を記した「到達目標ステップアップシート」(素案)などを紹介した。ICT教育先進地の武雄市は、どの学校でも生かせるように汎用性を重視したアプリに厳選する取り組みなどを紹介した。

 非公開で意見交換もあり、家庭のWi-Fi(ワイファイ)環境やデジタル教科書の導入などが話題になったという。(宮﨑勝)

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