金子三勇士さんの演奏を聞く6年生=佐賀市の赤松小

 ピアニストの金子三勇士(みゆじ)さんが21、22の両日、佐賀市の赤松小で演奏会を開いた。6年生約120人にリストの「愛と夢」などを披露し、自身の半生を語りながら夢に向かって努力する大切さを伝えた。

 日本人の父とハンガリー人の母を持つ金子さんは「ハーフと呼ばれるのを嫌がる人もいて、最近はダブルという呼び方がある」と説明し、弦楽器と打楽器の性質があるピアノの特徴を挙げて「ピアノもダブルで、僕の仲良し」と述べた。

 ピアニストを志して6歳でハンガリーに渡ったことや、肌や髪の色が周囲と違ってつらい思いをした経験も打ち明け、「夢や目標に向かって諦めず努力すれば、絶対かなう」と語り掛けた。

 ショパンの「英雄ポロネーズ」なども演奏し、間近で鑑賞した大島妃夏さんは「迫力があって感動した。アニメ『トムとジェリー』で聞いたトムの『ハンガリー狂詩曲』よりずっとすごかった」と話した。(花木芙美)

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