後援会だよりを配って回る井上裕文議員=唐津市西城内

 「普段は何をしているの?」。今年2月に市議になった後、市民からよく受ける質問だ。議員になる動機は各議員で異なるだけに、「議員のしごと」も人それぞれだろう。私は議会外での活動に議員らしさが表れると思っている。

 9月定例会が今月13日に終わり、今は解散総選挙の真っただ中だ。11月には県議(唐津市・東松浦郡選挙区)の補欠選挙が迫っている。多くの市議たちが、それぞれ支援する候補者を当選させようと準備に追われる。私も各候補者の政治信条や政策、人間関係などを見比べながら選挙に携わっている。

 一方、6月定例会の閉会時は選挙の足音がまだ忍び寄っていなかった。地元の区長らに定例会の要旨をまとめた資料を計十数枚配った後、支援者らを対象とした後援会だよりを約4千枚作り、うち半分は軽自動車やバイク、徒歩で届けた。6月にはホームページも公開した。資金不足のためインターネットで調べながら自ら制作し、完成まで2カ月程度の期間を要した。

 情報発信時に意識しているのは市民に対する説明責任だ。自身の活動内容や市政情報をできる限り分かりやすく伝えなければならない。

 地元の要望に対応することも役割の一つだ。生い茂った草が歩道にはみ出し、通行の妨げになっているという支援者からの通報を受け、市側に連絡したこともある。除草後の道路を通行する高校生の姿を見て充実感があった。

 昨秋にUターンして以降、市内のアパートで妻(33)と暮らしている。共働き世帯で家事は分担しているものの、独身時代と比べれば食事の準備や洗濯に費やす時間は増えた。等身大の議員として市民の声に耳を傾けていきたい。

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 唐津市議会の新人議員6人が議員の日常活動や思いを交代で執筆します。次回は岡部高広議員で11月25日付に掲載します。

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