武雄市のふるさと納税の返礼品発送業務が遅れている問題で、市議会調査特別委員会(百条委員会)は26日、業務委託業者の代表を証人として呼んだ。代表は事前に委員会から送られた質問に文書で回答することを求めたが、委員会が認めなかったため、冒頭の証人としての宣誓を拒否。委員会は開かれないまま終了した。

 委員会は業者の代表に16項目の質問を送っていた。代表は質問に入る前、証人として宣誓を求められると「間違ったことを回答し、それが一人歩きするといけないので文書で回答したい」と発言した。杉原豊喜委員長が「文書は参考資料として受け取る」と応じると「認められなければ宣誓しない」と拒否した。

 休憩を挟み午前中いっぱい文書か口頭か、質疑応答の方法についてやり取りが続いた。双方の折り合いがつかず、この日の証人喚問は見送った。11月1日に再度、委員会を開き、次回の日程や文書での回答に関する取り扱いを検討する。

 業者の代表は「弁護士と相談のうえ文書での回答を求めた。認めてもらえれば宣誓するつもりだったので、拒否したわけではない」話した。杉原委員長は「書面による回答では真相に迫れない。今後どのように対応するか、他の事例も参考にしながら検討する」とした。(澤登滋)

 

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