大隈重信の功績を紹介する芳野貴典さん=鹿島市の鹿島高

ぼた餅を食べる生徒たち=鹿島市の鹿島高

 鹿島市の鹿島高で伝統の「牡丹餅(ぼたもち)会」が22日、開かれた。佐賀県事業「大隈重信100年アカデミア」の特別講話を実施し、3年生が総理大臣を2度務めるなどした県出身の大隈の功績に耳を傾けた。

 佐賀城本丸歴史館(佐賀市)の学芸員の芳野貴典さんが、大隈が「高輪(たかなわ)築堤」の建設など日本初の鉄道事業を推進した経緯を説明しながら「時代を開くのに何が必要かを敏感に感じ取っていた」と強調した。

 3年の大鋸亜依さんは「さまざまな壁を乗り越えた鉄道の開業に感心した。進路を見つめ、社会に貢献するための努力を重ねていきたい」と話した。

 牡丹餅会は、教育に力を注いだ旧鹿島藩主の鍋島直彬が生徒らに牡丹餅を振る舞って激励したことに由来する。(中島幸毅)

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