オンラインによる式典で、嘉村直樹校長の話を聞く生徒たち=佐賀市兵庫北の致遠館高

 佐賀市の致遠館高(699人)で22日、開校記念式典があった。生徒たちは先進的な学びの場だった佐賀藩の藩校「致遠館」が校名の由来になっているのを再確認し、学業やスポーツに励むことを誓った。

 嘉村直樹校長は、藩校の致遠館が新しい時代を見据えて設立された経緯を示し、「皆さんもこれからの社会に何が求められるかを考えるために、知識や情報を得る必要がある」と強調した。生徒会役員や音楽部部員の協力で、高校総体の壮行会などで歌われる「応援歌」や、かつて文化祭や体育祭で行われていた「致遠館体操」の紹介もあった。

 記念講演では、佐賀新聞社の中島義彦論説委員が「吐く」と「辛い」の単語を挙げ、「発する言葉からマイナス(-)をなくせば『(夢が)叶う』になり、外したマイナスを『辛い』に加えると『幸せ』になる」と説明。肯定的な言葉が前向きな行動につながり、良い結果をもたらすと説いた。

 新型コロナウイルス感染対策で式典や記念講演はオンラインで実施した。同校は1988年4月に開校した。(伊東貴子)

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