連携・協力に関する協定書を交わした久木野憲司学長(左)と落合裕二教育長=佐賀市神園の西九州大佐賀キャンパス

 西九州大と佐賀県教育委員会は25日、教員養成など県の教育の充実、発展に寄与するために連携・協力に関する協定を締結した。子ども学部の教員養成の充実を図り、特に近年増加する特別支援学級の担当教員の養成に向け、力を合わせていく。

 西九州大子ども学部では2009年の設置以降、900人強の卒業生のうち、約60人(来年度は16人の予定)が佐賀県の教職員として採用されている。一方、学校現場は少子化で児童生徒は減っているが、小中学校で年々増えている特別支援学級を担任できる教員へのニーズが高まっている。

 西九州大によると、子ども学部子ども学科(定員80人)の1年生の7割が特別支援の教員免許取得を希望するなど関心は高いが、特別支援学校での教育実習の受け入れ数に限りがある。今回の協定締結で、特別支援学校での教育ボランティアや特別支援学級でのインターンシップなど現場経験を積むことを模索していく。

 落合裕二教育長は「これまで以上に特別支援教育に専門で携わる先生たちが必要になっている。力を入れていきたいというのはありがたい」と話し、久木野憲司学長は「佐賀県の教育に必要な人材育成について協力関係を進めていきたい」と述べた。(宮﨑勝)

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