伊万里川に落とされる荒神輿(右)と団車=伊万里市伊万里町

川から引き上げる早さを競う荒神輿(右)と団車=伊万里市伊万里町

 伊万里市の伊万里トンテントン祭りは24日、川落とし合戦で幕を閉じた。2基の神輿みこしが豪快に水しぶきを上げる祭り最大の見せ場も、新型コロナウイルスの感染防止のため、観覧自粛を呼び掛けて行われた。

 本来は宵の口に行う川落としを、コロナ対応で神輿の巡行時間を短縮して正午ごろに前倒しした。伊万里川沿いの合戦場。荒神輿(あらみこし)と団車(だんじり)が組み合ったまま川になだれ落ちると、男たちも次々と飛び込んで引き上げる早さを競った。荒神輿が勝つと豊作、団車が勝てば豊漁になるとされ、荒神輿が勝ちどきを上げた。

 祭りの実行委員会は密集対策として、対岸の観客が集まる場所に目隠し用の幕を張った。それでも2年ぶりの川落としと見ようと、周辺には100人余りが集まり、合戦の様子を見守っていた。(青木宏文)

 

このエントリーをはてなブックマークに追加