自転車の廃材などで恐竜を作った森正彦さん(左)と柴田八重子部会長(左から2番目)=佐賀市の日新公民館

“宇宙服”を着て“恐竜の惑星”を散歩する来場者=佐賀市の日新公民館

 “恐竜の惑星”をテーマにした観月会が20日、佐賀市長瀬町の日新公民館で開かれた。宇宙服を模した衣装を着た来場者たちが、手作りの恐竜15体と月見を楽しんだ。

 日新校区まちづくり協議会の地域文化部会が主催した。校区の森正彦さん(46)が作った自転車の廃材による恐竜のオブジェから、同部会の柴田八重子さん(78)が着想を得た。「恐竜が住む惑星でお月見をする」をコンセプトに部会員でアイデアを出し合い、新聞紙や毛糸などで多くの恐竜を作った。

 会場の中央に、森さんの恐竜をプロジェクターで照らした月のウサギならぬ「月の恐竜」を配置。周囲には手作りの恐竜や月見団子のほか、ガラス工芸作家の川浪洋子さんが宇宙をイメージして制作したランプなど並べた。

 コロナ感染予防のため、来場者には“宇宙服”として白いレインコートとカラフルなビニール傘を貸し出して周囲と距離を取るよう呼び掛けた。来場者は発想が豊かで幻想的な見立ての世界に歓声を上げていた。

 母親の田中文乃さん(34)と来場した幸希ちゃん(3)=同市=は「恐竜が骨だけで少し怖かったけど、楽しかった」と話し、不思議な一夜を満喫していた。(花木芙美)

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