被災者に寄り添っている「おもやい」のメンバーたち

 地域づくりの担い手は減り、新型コロナウイルス禍の打撃は大きい。人々の孤立や分断が懸念される難しい状況下で、佐賀新聞など地方新聞と共同通信社が各地の取り組みを応援する地域再生大賞は12回目を迎えた。第1次選考を通過したのは全国の50団体。佐賀県からは2019年の佐賀豪雨をきっかけに発足し、被災者を支援している「おもやい」(武雄市北方町)が選ばれた。各団体は地域を支え、地元の誇りを次世代につなぐため、前を向いて走り続けている。

 

■被災者に寄り添う支援活動 おもやい(武雄市北方町)

 佐賀県からは、一般社団法人「おもやい」(武雄市北方町、鈴木隆太代表)が第1次選考を通過した。

 「おもやい」は九州の方言で「一緒に使う」「分かち合う」の意。2019年8月の佐賀豪雨を機に、被害を受けた武雄市の市民と民間のボランティア団体が声を掛け合い、自分たちでできることをやろうと動き始めた。

 被災者に寄り添い、災害ごみの片付け(仮置き場への搬出)、清掃・乾燥・消毒などの作業支援、支援物資の配布などに取り組んだ。2021年8月、再び記録的大雨が地域を襲い、被災者の支援活動を強化している。

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