競技を始めたきっかけや五輪への思いを語った寺内健選手(左)と坂井丞選手=佐賀市の佐賀県立盲学校

競技を始めたきっかけや五輪への思いを語った寺内健選手(左)と坂井丞選手=佐賀市の県立盲学校

 東京五輪の男子飛び込み代表の寺内健選手(41)=ミキハウス=と坂井丞選手(29)=同=が22日、佐賀市の佐賀県立盲学校を訪れ、児童生徒約20人と交流した。2人は競技を始めたきっかけや五輪への思いを熱く語り、諦めずに努力を続ける大切さを説いた。

 東京五輪のシンクロ板飛び込みにペアで出場し5位に入った2人は、同市のSAGAサンライズパークに完成した水泳場「SAGAアクア」のオープニングセレモニー(23日開催)に参加するため来佐した。県水泳連盟の飛び込み指導者の原口進也同校教諭(40)が交流会を企画した。

 1996年のアトランタ以来、五輪に6度出場した寺内選手は「競技歴は30年弱。中学生の頃に1日で370本飛んだこともある」と猛練習に打ち込んだ日々を振り返り「失敗しても、諦めなければ終わりではないことをコーチから教えてもらい、ここまで来られた」と述べた。

 坂井選手は江北町出身の父弘靖さんの指導を受け、幼少期から競技に取り組んできたといい、「今でも怖さはあるが、新しい演技をものにすれば試合で勝てる。(恐怖心を)乗り越えた瞬間はうれしい」と語った。中学部3年の小林神誓さんは「音楽やフロアバレーの部活動を地道に続け、大会で結果を出したい」と話した。(古川公弥)

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