「さが桜マラソン2022」(佐賀新聞社・佐賀陸上競技協会・佐賀県・佐賀市・神埼市主催、ミサワホーム佐賀特別協賛)の主催5者は20日、運営委員会を開き、新型コロナウイルス感染症を考慮し、大会を来年3月17日から30日までの2週間、スマートフォンアプリを利用したオンライン方式で開くことを決めた。オンライン開催は今年3月の大会に続き2年連続となる。

 期間内に42・195キロを走り切る「距離達成チャレンジ」(定員3500人)と、一度に42・195キロを走破する「タイムアタック」(同500人)の2部門を実施。出場者は、衛星利用測位システム(GPS)のスマートフォンアプリ「TATTA(タッタ)」を使い、走った距離を蓄積しながら完走を目指したり、全国のランナーと順位を競い合うことができる。

 参加賞や特典として佐賀の特産品などを送る。参加料など申し込みの詳細や大会要項は25日に開設する大会サイトに掲載する。参加料とは別に、8月の記録的大雨の被災者を支援する義援金も募集する。参加申し込み期間は11月17~30日。

 さが桜マラソンは例年、フルマラソンとファンラン(約10キロ)に約1万人のランナーが出場。5千人を超えるボランティアと運営スタッフが大会を支える。運営委員会では「県内での新型コロナウイルス感染状況は落ち着きを取り戻しつつあるが、まだ先が見通せず、安全・安心な大会開催のため十分な準備を整えることができない」と判断。ランナーが一斉に走る通常開催を3年続けて断念した。

 運営委の委員長を務める田中稔佐賀新聞社営業局長は「桜の季節の佐賀を楽しみにされていた方には残念な報告になったが、オンラインでも佐賀を感じられる大会にしたい」と述べた。20年大会の中止に伴う22年大会の優先エントリー権は23年に持ち越す。(古川公弥)

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