トイレに置くナプキンを鴻上哲也館長(左)に手渡す二見彩乃さん=伊万里市民図書館

トイレに置くナプキンを鴻上哲也館長(左)に手渡す二見彩乃さん=伊万里市民図書館

 伊万里市民図書館(立花町)は、女性トイレの個室に生理用ナプキンを置くようになった。経済的理由などで生理用品が買えない人のためで、支援活動をしている市内の二見彩乃さん(31)の呼び掛けに応じた。

 二見さんは8月に福岡県糸島市で発足し、会員制交流サイト(SNS)で全国に活動の輪を広げている「フリーナプキン・moon laboいとしま」のメンバー。15日に支援者から寄せられた生理用品を市民図書館に贈った。

 図書館は中央トイレの個室に生理用品を置き、生理について学ぶ機会がなかった子どものために、使い方を説明したリーフレットも添えている。贈呈式で鴻上哲也館長は「性別を超えて生理への理解が深まることを期待したい」と述べた。

 コロナ禍などによる貧困の広がりを背景に、生理用品が買えない「生理の貧困」が社会問題になっている。二見さんは「学校をはじめ子どもがいる施設を中心に設置場所を増やしていきたい」と話し、寄付など活動への協力を呼び掛けている。(青木宏文)

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