衆院選佐賀1区に立候補予定の自民前職岩田和親氏(48)は18日、自民の佐賀市議団との選挙対策会議を開いた。保守分裂の激戦となった市長選から一夜明け、衆院選に向けて関係修復を図り、結束を固める狙い。当選した自民推薦候補の対立候補を支援していた4人が欠席した。

 会議は非公開。終了後、記者団から市議団の関係修復ができたかを問われた岩田氏は「修復というのが適切かどうかだが、それぞれの地域で市議の力を借りたい。一人一人とお付き合いしてきた経緯がある」と述べるにとどめた。

 会議には佐賀市選挙区の県議団も出席した。冒頭、岩田氏が市議らに当選祝いを述べ、衆院選の準備が十分に進んでいないことを陳謝し、協力を呼び掛けたという。その後、街頭演説や決起大会のスケジュールを確認した。出席者の一人は「皆さん大人の対応だった」と会議の様子を表現した。

 県連関係者は今回の会議を「ノーサイド会議」「手打ち式」と呼んでいる。「17日に市長選が終わり、19日から衆院選が始まる。この日に強行するしかなかったが、そう簡単にしこりは解消しないだろう」と懸念を示した。

 市長選で自民推薦候補の相手側に回った市議のうち4人が「選挙事務所の片付け作業がある」「以前から予定が入っていた」などとして欠席した。その中の一人は「岩田氏を応援したい気持ちはあるが…」と複雑な心情を吐露した。(衆院選取材班)

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