票数を表記する付箋が入ったかごの中に投票用紙が紛れ込んでいないか点検する市職員=18日午前1時20分ごろ、諸富町の諸富文化体育館ハートフル

 17日夜から18日未明に及んだ佐賀市議選の開票作業で、票を運ぶかごに180票が入ったまま見つからず、集計作業が一時滞ったことが分かった。開票終了は予定より2分遅い18日午前1時47分で、このトラブルがなければ約30分早く終了していたという。

 市選挙管理委員会によると、かごは縦20センチ、横30センチ、深さ15センチ。10個を重ねたかごの一番上から、使用しなかった付箋とともに見つかったと説明している。

 18日午前1時ごろ、疑問票を調べる中で、持ち帰り票が180あるという集計状況が判明した。すでに得票台にあった票の一部を数え直すとともに、開票作業に使った道具を調べる中で、180票が入ったかごが見つかった。

 市選管は「作業手順の確認が足りなかったことを反省している。原因を調べた上で再発防止策を考えていきたい」と述べた。

 佐賀市議選に関しては2005年に投票総数が投票者数より多い開票トラブルが起き、03年に不在者投票所候補者一覧の党派誤記で選挙が無効になっている。(大田浩司、井手一希)

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