○…共産党が42年ぶりに市議会の議席を失った。現職、新人のいずれも票が伸び悩んだ。今後、佐賀空港のオスプレイ配備問題が重要局面を迎えるだけに、党佐賀県委員会の今田真人委員長は「反対するための貴重な議席を無くした」と悔やんだ。

 4期のベテラン中山重俊さん(73)=巨勢町=は、子どもの医療費、オスプレイ配備問題などを訴えた。同じ地区から無所属新人が立候補して、地域の票が割れたとみられる。「危機感を持って運動を展開したが、浸透しきれなかった」と肩を落とした。

 新人の池﨑基子さん(51)=東与賀町=は、ジェンダー平等、選択的夫婦別姓などを訴えたが、前回と同じ次点に。「前回の反省から町議を務めた地元に事務所を置いたが。(自衛隊との空港利用を否定する)公害防止協定を慎重に扱うよう新市長に訴えたかった」と無念をにじませた。

 今田委員長は「戦略は間違っていなかったと思うが、組織活動の弱さが出た」と語った。(大田浩司、岩本大志)

このエントリーをはてなブックマークに追加