陳列棚の側面に「すぐ食べるなら手前とっとこ!」とポップを使って呼び掛ける日配食品売り場=鳥栖市蔵上のザ・ビッグ鳥栖蔵上店

 10月の「食品ロス削減月間」に合わせ、鳥栖市内のスーパーやコンビニエンスストアなど9店舗で、消費期限が近い手前の陳列商品からの購入を促す「てまえどり」キャンペーンを行っている。店内にポスターやポップ類を掲示し、食べずに捨てられる食品廃棄物の削減を呼び掛けている。

 食品ロスは年間約600万トンが発生しているとされる。農水省が6月から呼び掛けを始めたのに伴い、鳥栖市と同市環境保全協議会が実施した。ポスターやチラシ、ポップ類を協力店に配布し、協力店は随時募集して活動を広げる。

 市内のザ・ビッグ鳥栖蔵上店では、納豆や牛乳、パンなどの日配食品や総菜の売り場などに計170枚のポップ類を掲げた。青木正人店長は「消費期限が迫った商品は割引販売もしているが、それでも廃棄分は出てしまう」という。子どもにてまえどりの意味を教える保護者も数回見掛けたといい、「お客さまに意識を持ってもらい、少しずつでも廃棄分を減らしていければ」と話した。(樋渡光憲)

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