山口知事から表彰状を受けとった藤井惠子さん(左)と、りんどうの会代表の福島龍一さん(右)=佐賀県庁

 がん患者やその家族の支援に取り組む団体や個人を表彰する「佐賀さいこう表彰(がん対策部門)」の授与式が8日、佐賀県庁であった。がん患者遺族の会「りんどうの会」(福島龍一代表=佐賀市=)と、がん患者や家族の支援に取り組む藤井惠子さん=江北町=に表彰状が手渡された。

 りんどうの会は、代表の福島さんの妻が、がんで亡くなったことをきっかけに、2012年9月に設立した。月に2回、がん患者の遺族が集まる場を作っている。藤井さんは、自身も乳がんの経験を持ち、乳がん患者会「リボンの会」の代表を務めている。

 授与式では山口祥義知事が表彰状を手渡し「これからも継続して取り組みを進めてほしい」と述べ活動に敬意を示した。

 福島さんは「9年間活動したことを認めてもらい大きな励みになった。(遺族は)言葉を吐き出せる場所があまりない。自分で自分の悲しみを吐き出せば、自然と涙は乾いてくる」と実感を込めた。藤井さんは自身の経験を踏まえ「機会があれば、健診にいってみることが大事」と話していた。(岩本大志)

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