アサヒビールの新包装のスーパードライ6缶パック(左)と従来品

 アサヒビールは15日、紙の面積を8割程度削減した新包装の6缶パックを発表した。缶全体を覆わず、上の部分だけ固定する国内初の試みだ。ドラッグストア「ウエルシア」を中心に全国約1100店で350ミリリットルの「スーパードライ」を19日からテスト販売する。

 新包装は「エコパック」と命名した。従来品と比べ、350ミリリットルの場合は紙の面積が77%、500ミリリットルは81%小さくなる。アサヒの6缶パック全商品を新包装にすると紙の使用量が年間約8800トン少なくなり、資材製造に伴う二酸化炭素(CO2)排出量は約7400トン減る。

 アサヒは1995年に6缶パックを採用した。現在は年間約4億6千万枚の6缶パック資材を使う。「世界的に環境意識が高まり、取り組みを加速する必要がある」と担当者。テストを通じて使い勝手を検証するほか、新包装に必要な設備を工場に整え、2023年からスーパードライ以外を含めて本格展開する。

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