伊万里グリーン・ツーリズム推進協議会(会長・深浦弘信伊万里市長)が主催するキャンプに参加した小学3年の男児=当時(8)=が川遊び中に溺死した事故を巡り、伊万里市議会は15日、損害賠償責任を負った協議会を市が支援するための予算案を、全会一致で可決した。

 事故は2010年7月に伊万里市内で起き、男児の両親が協議会を提訴。先月、父親への約1114万円の賠償を認める判決が確定した。市は議会に「協議会は多額の賠償金を支払う能力がなく、市の施策推進のために設立された団体であることから、先に判決が確定した母親への賠償と同様、市が支払いを支援する」と説明した。

 市が今回、協議会を支援する額は、賠償金の利息に当たる遅延損害金なども計上して約1700万円。母親との訴訟で支出した分も含めると計約2640万円になる。(青木宏文)

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