写真展への来場を呼び掛ける写真家のサプチャノさん(右)と山口賢人さん=佐賀市のイオンモール佐賀大和

コンゴのファッション文化「サプール」に着目した写真展=佐賀市のイオンモール佐賀大和

 アフリカのコンゴ(旧ザイール)とコンゴ共和国で90年以上の歴史を持つファッション文化「サプール」を伝える写真展「THE SAPEUR studio」が、佐賀市のイオンモール佐賀大和で開かれている。150点以上の写真が並ぶ。入場無料。24日まで。

 サプールは「おしゃれで優雅な紳士協会」を意味し、内戦が続く地域で「服が汚れるから争わない」と、カラフルなスーツをまとって街を練り歩くことで知られる。写真家のサプチャノさん(62)=東京=が、2015~19年にかけて撮影した作品を紹介していて、「いい格好をしていると争いは生まれないんだよ」など、現地で直接聞いたメッセージも紹介している。

 サプチャノさんは「ファッションや面白い人たちを見て、コロナを明るく乗り越えてほしい」と話す。

 SAGARICH(鹿島市)が主催する「イオン佐賀大和美術館」の第4弾。編集長の山口賢人さん(33)は「サプールには『武器を持たずにファッションで平和を』との意味がある。コロナで不便な生活の中で平和を象徴するサプールを思い出した」といい、「今は写真が日常のSNS(会員制交流サイト)の時代。写真のアートを見てほしい」と呼び掛ける。

 16、17の両日はサプチャノさんによる撮影レクチャーとトークショーを行う。時間はいずれも午前11時、午後2時からの2回。参加無料。(森田夏穂)

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