堅守でチームを支えるリベロ戸江真奈主将

アタック、ブロックと攻守でチームを引っ張るミドルブロッカーのフォルケ・アキンラデウォ

力強いスパイクが持ち味のオポジット長岡望悠。豊富な経験を生かしチームを引っ張る

東京五輪にも出場したアウトサイドヒッター石井優希。攻撃陣の柱として期待がかかる

久光スプリングスメンバー

久光スプリングス 日程

 バレーボールのVリーグ女子1部が15日、開幕する。久光スプリングス(鳥栖市)は、東京五輪に出場したアウトサイドヒッター石井優希ら攻守にレベルの高いメンバーがそろい、3季ぶりの王座奪還を目指して16日午後1時から佐賀市のSAGAサンライズパーク総合体育館で日立Astemoリヴァーレ(茨城県)との開幕戦に臨む。

 「久光製薬スプリングス」からチーム名を変え最初のシーズンとなった昨季のレギュラーラウンドは10勝11敗と思うように勝ち星を伸ばすことができず12チーム中7位。5~8位チームによる順位決定戦で2連敗し、最終順位は8位だった。

 レギュラーラウンドの1セット当たりのブロック決定本数は2・43本で全体1位。個人でもミドルブロッカーのフォルケ・アキンラデウォがアタック決定率でリーグ3位の49・7%をマークするなど、苦しい戦いが続く中で選手たちは攻守で奮闘した。ただ、11敗のうち4試合がフルセットの末の敗戦。競り合いや勝負どころで確実に1点を奪える決定力の向上が課題として残った。

 巻き返しに向け、酒井新悟監督は「アキンラデウォ以外の得点能力を生かすのは絶対だが、それ以外の選手でどう点を取るかが鍵」と指摘。大舞台での経験豊富な石井やオポジット長岡望悠、デンソーから移籍した元日本代表のミドルブロッカー大竹里歩らの踏ん張りに期待がかかる。筑波大から新加入のセッター万代真奈美は相手ブロッカーとの駆け引きが巧みで監督も信頼を寄せる。守備はリベロの戸江真奈主将を中心に粘り強い。

 昨季のリーグ戦後に行われたVカップ予選ラウンドでは、23歳のミドルブロッカー濵松明日香ら若手の活躍で5戦全勝を飾った。昨季限りで引退したミドルブロッカー岩坂名奈やリベロ座安琴希、セッター小島絢野ら長年チームを支えた実力者に代わり、期待の星たちが着実に成長している。

 チームは例年よりもミーティング、グループワークを多く取り入れ、コミュニケーションや選手の主体性向上を図ってきた。酒井監督は「リーグ戦は長丁場。誰が出ても戦力を落とさないようにして戦っていく」と意気込む。(古川公弥)

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