2022年度から導入するスーツタイプの制服(中央の2人)と既存の制服=嬉野市の嬉野高

 嬉野市の嬉野高(香田信校長)は、2022年度から現在の制服に加え、スーツタイプを導入する。ジャケット、スラックスにネクタイを着用、性別でデザインを分けず男女共通にした。活動のしやすさや防寒性を考慮しており、従来の制服かスーツタイプかを選択できる。

 現在の制服は詰め襟とスラックス、ブレザーとスカート。制服の選択制や女子のスラックス導入が広がる中、多様性の時代に対応しようと、今年6月から教職員や保護者、生徒代表らの検討委員で議論してきた。

 スーツタイプは、性別による骨格の違いでウエスト部分の形が異なる。現在の制服と同じ黒系の生地のため、在校生が上着やスラックスを追加したり、卒業生から譲られた服との組み合わせも可能。大川内弘紀副校長は「性差を感じさせない『誰も傷付けない制服』になったと思う。就職活動にも対応したデザイン。選択できることで自由度も高められた」と話した。

 「好みなどで選べるのがいい」とモデルを務めた生徒会の4人。2年の荒木麗華さんは「ショートヘアにはスラックスの方が似合う」と、新タイプのメリットを強調した。(古賀真理子)

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