三根竹久総合戦略推進部長(左)に要望書を手渡す石橋芳則行政区長=嬉野市役所

 嬉野、塩田の2庁舎体制から嬉野での1庁舎体制に移行するとした嬉野市の庁舎整備基本構想案をめぐり、塩田町地区行政区長会の有志は13日、来年1月の市長選、市議選前に市議会に提案しないよう求める要望書を村上大祐市長宛てに提出した。議会への提案について、村上市長は7日の行政区長会で現在の任期中に行わないと表明しているが、「署名した区長の背中にある住民の気持ちを伝えたい」として提出した。

 要望書には「庁舎整備に関する住民合意がまだ形成されていない」などとして、54行政区長のうち48行政区長が署名した。署名は行政区での協議結果や行政区長の判断で行った。有志代表の石橋芳則行政区長(真﨑区)らが市役所を訪れ、三根竹久総合戦略推進部長に要望書を手渡した。三根部長は、村上市長が既に現任期中での見送りを決めたことを改めて伝えた。

 議会提案は当初、10月中を予定していた。三根部長によると、同構想案の住民説明会が約1カ月ずれ込んだ上、反対意見があり、出席者の偏りから子育て世代や経営者らの意見も聞く必要があるなどとして、市長が先送りを判断したという。(古賀真理子)

  

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