2年ぶりの曳山巡行を記念して発売された「2021年 御旅所神幸祭を祝う」

 唐津市の鳴滝酒造は、2年ぶりとなる唐津くんちの曳山(ひきやま)巡行を記念した大吟醸ブレンド酒「2021年御旅所神幸祭を祝う」を発売している。新型コロナウイルスの影響で昨年は中止となり、再び曳山(やま)が巡ることを祝う。

 同社は昨年、巡行の中止を受けて「くんちが開催されてきたことに感謝し、幻となったくんちを思いながら飲んでほしい」との願いを込めたブレンド酒「唐津くんちを想う」を発売。今年は久しぶりに街中に囃子(はやし)の音が響くことや曳山が動くことに感謝する意味を込めた特別清酒を販売する。古舘正典社長は「軽やかでやさしい味わいになっている。秋の食材にも合う」と話す。

 今年は11月3日だけ巡行が行われる見込み。酒には盛大にくんちを行いたいという思いも込めていて、古舘社長は「来年通常通りになったら、ど派手なお酒を造りたい」と笑う。飲食店をはじめ食材や酒の卸業業者も新型コロナの影響を受けており、「このお酒が少しでも地場経済の活性化につながれば」と期待する。

 1・8リットル(2420円)と720ミリリットル(1210円)の2種類。唐津市を中心にスーパーや酒屋で販売していて、鳴滝酒造のホームページからも購入できる。(中村健人)

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