講師の質問に挙手で応える白石高商業科の生徒たち=大町町の同校

対面とリモートを組み合わせて実施された主権者教育の出前授業=佐賀市の佐賀工業高

 17日投開票の佐賀市長・市議選や19日公示の衆院選を前に、佐賀新聞社による主権者教育の出前授業が11、12の両日、大町町の白石高商業科キャンパスと佐賀市の佐賀工業高であった。講話や模擬選挙を通じて生徒たちは10月中に投票が行われる選挙に関心を持ち、主権者意識を高めた。

 11日の白石高商業科キャンパスの授業は約200人が参加し、生徒3人が立候補役になって模擬選挙を実施した。3人は杵島地区に必要な重点施策をそれぞれ「防災対策」「暮らしやすい地域づくり」「農業振興」と訴えた。投票した生徒たちは「地域のことをしっかり考えてくれそう」「武雄に住んでいて、新幹線が開通する便利さを生かせる主張」「一番実現できそうな施策」などと選択した理由を発表していた。

 12日に佐賀工業高であった授業は対面とリモートを組み合わせ、約700人が受けた。同社の多久島文樹・NIE推進担当デスクは、佐賀市長選の公開討論会を報じた2日付の特集紙面を示し、各立候補者の主張を表す見出しを紹介した。生徒たちは見出しと自分の考えと比べながら災害対策や子育て支援、民意をくみ取る政治などに関心を寄せた。同市選挙管理委員会の職員も登壇し、投票所の手順などを説明した。

 多久島デスクは佐賀市長・市議選や衆院選を挙げて「皆さんの出番」と強調し、「一度でも選挙に行けば、次も行こうと思うもの。18歳になって1回目の選挙に必ず行ってほしい」と呼び掛けた。(志垣直哉)

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