有田、西有田中の両サッカー部を指導した元サガン鳥栖の早坂良太さん(右)=有田中

 サッカー・J1サガン鳥栖などで活躍した元Jリーガーの早坂良太さん(36)による有田町の中学部活動指導が9日、有田中グラウンドで始まった。初回は有田中と西有田中の約30人が多様な練習方法でサッカーの技術や練習に臨む心構えを学んだ。

 早坂さんは最初に「仲間や相手、ボールの動きなどを常にイメージすることが大切だけど、考えすぎて動きが固くならないように楽しんで」とアドバイス。生徒たちは5チームに分かれリフティングやドリブル競争、ミニゲームなど約2時間の練習に汗を流した。

 練習後、早坂さんは「サッカーに限らず、今日のような学ぶ姿勢を好きなことに向けてほしい」と話し、有田中2年の松本蒼大さんは「広い視野を持って試合に臨むことが大切だと気付かされた。監督と早坂さんから指導を受けられて得した気分」と喜んだ。

 早坂さんは今年6月、アスリートのセカンドキャリア創出や部活動への派遣などを行う一般社団法人「A―bank SAGA」(基山町)を設立した。9月末には有田町と連携協定を結び、来年3月まで有田中と西有田中で毎月2回ずつ指導することが決まった。

 同日は松尾佳昭町長も訪れ「サッカーだけでなく人間性も大きく成長できるような経験につながれば」と期待を寄せた。(井手一希)

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