新型コロナウイルスの感染者とワクチン接種に関して、佐賀県は8日、6月以降の感染者のうち約9割が未接種だったことを明らかにした。甲斐直美健康福祉部長は「未接種の方が感染して回りに広げるケースが多い」との見方を示し、「ワクチン接種を積極的に考えて」と呼び掛けた。

 同日開いた新型コロナの対策本部会議で示された。ワクチン接種が本格化した6月1日から10月7日までに確認された感染者3281人のうち、3009人(92%)が未接種(1回目接種済みを含む)だった。一方、2回目接種後に感染した「ブレークスルー感染」は272人(8%)いることから、甲斐健康福祉部長は「2回接種が完了しても感染する場合がある。引き続きマスク着用などの感染予防を」と求めた。

 山口祥義知事は、杵島郡白石町に開設した臨時の医療施設などの取り組みを示し「第6波が来ることを前提に機動的、戦略的なオペレーションができるように準備しておきたい」と述べた。(岩本大志)

このエントリーをはてなブックマークに追加