武雄市議会の一般質問は9月29、30日、1日に開かれ、六角川流域の内水氾濫対策やふるさと納税の返礼品問題などについて10議員がただした。(澤登滋)

 【六角川洪水調整池】8月の記録的な大雨を受け、六角川の治水対策の早期実現が求められている。内水氾濫の軽減につながる事業のうち、東川登町で計画されている六角川洪水調整池は2019年4月に事業化した。河道の付け替えや流入施設の整備、調整池の整備が進んでいて、完成時期に関する質問に野口和信まちづくり部長は「事業化から約10年間の予定で進められており、28年完成予定と聞いている」と答えた。

 【ポンプの運転調整への対応】8月の大雨で六角川流域の七つの排水ポンプを約9時間にわたって停止したことが内水氾濫を引き起こし、浸水被害につながったことが指摘されている。「一斉に停止しなければならないのか」などの質問が上がり、小松政市長は「国土交通省からポンプを止める要請があった時、一斉ではなくもっと柔軟に対応できないかと感じた。早急に話し合って対策を出したい。さまざまなことを徹底的にやる」と述べた。

 【ふるさと納税返礼品問題】ふるさと納税の返礼品の発送遅れに関連し、返礼品の納入の取扱件数が武雄市外の業者2社で全体の7割を占めることが示された。原因と今後の対策について庭木淳企画部長は「返礼品は米や肉にニーズが集中することは認識していたが、委託業者に商品開発を委ね、市内業者へのフォローが足りなかった点を反省している。今後は市が直接業務を行うことで透明性を確保し、適正に遂行していきたい」と答弁した。

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