避難所での対策などについて話し合った参加者=神埼市神埼町の真正寺

 神埼市神埼町の城原自治会が3日、地区内の真正寺で災害時の避難所対応などに関する会合を開いた。看護師の資格を持つメンバーで構成された「安心隊」や住民ら約20人が参加し、医療的な視点を踏まえながら対策などを協議した。

 地区では4年ほど前から「災害時に行政ばかり頼ってはいけない。自分たちで考えて命を守る」と掲げてきた。昨年、大町町で災害対策について聞いた際、避難所に看護師の経験者がいたことが役立ったことを知ったという。今年3月、地区内に看護師資格を持つ女性8人による安心隊を立ち上げた。

 3日の会合では、住民から「足が弱って避難所までの移動が大変」「耳が遠くて行政放送が聞こえない」といった困り事が上がった。安心隊の人たちは「普段から周囲と(避難は)一緒に行こうとしておけば、お互いに助かることにつながる」などとアドバイスした。また、「避難所には薬とお薬手帳をセットで持ってきて」と呼び掛けた。

 安心隊の一人は「求められることは一人一人違うので、それぞれに合った支援をしていければ」と話した。(小部亮介)

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