佐賀県の山口祥義知事は4日、岸田新内閣で農林水産相に長崎県選出の金子原二郎参院議員が就任することを受け「有明海のことを熟知されているので、有明海再生に向けて期待している」と述べた。県庁で記者団の取材に応じた。

 金子氏は、開門を巡り紛争が続く国営諫早湾干拓事業を推進してきた。金子氏が長崎県知事時代、山口知事は総務部長として共に働いた経験もある。記者団から開門調査について問われると、山口知事は「そこは正直、厳しいだろう。しかし、有明海再生のために良かったと思えるよう、ぜひ活動していただきたい」と期待を寄せた。

 九州新幹線長崎ルート新鳥栖-武雄温泉の整備方式を巡り、県は国土交通省と「幅広い協議」を続けている。初入閣となった斉藤鉄夫国交相については「22年前にお会いしてから一貫して物腰柔らかく、よく話を聞く素晴らしい方。まずは佐賀県の思いや考え方を聞いていただけるようお願いしていきたい」とした。

 初入閣した古川禎久法相は山口知事の高校の同級生とあって「紆余(うよ)曲折、波瀾万丈の人生だったので、頑張ってほしい」とエールを送った。(栗林賢)

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