山口悠希さんが手掛けた菌の研究発表=武雄市の佐賀県立宇宙科学館

松浦一樹さんと山﨑祐希さんが出品したマアジの骨格標本=武雄市の佐賀県立宇宙科学館

 小中高校生による理科研究の優秀作品が並ぶ「佐賀県児童生徒理科作品展覧会」が、武雄市の県立宇宙科学館で開かれている。特選50点、入選49点の99点を展示している。3日まで。

 理科教育の振興と充実を図り、科学に対する創造性、研究能力の育成、向上を目指して実施し、今回で71回目を迎えた。

 小学の部で最高賞の知事賞に輝いた本庄小6年の松浦一樹さん、山﨑祐希さんの作品は「僕たちの『解体新書』」。スーパーで買ったマアジをさばいて骨格標本にしたり、フライドチキンの骨を集めて鳥の骨格を再現したりするなどユニークな発想が高く評価された。

 中学の部の知事賞の山口悠希さん(佐賀大附属中2年)は「冷凍保存された変形菌の研究」を出品。昨年から取り組んでいるテーマで、顕微鏡を活用して環境の違いによる菌の変化を観察するなど、研究への熱意と専門性の高さは他の作品を圧倒している。

 高校の部の知事賞には、致遠館高科学部の「分子構造から考えるクマリンの発芽抑制」が選ばれた。

 このほか、シカの死骸を地中に埋めて白骨化したのを骨格標本にするなど、時間をかけた研究の成果が紹介されている。(澤登滋)

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