九州大会で最優秀賞に選ばれた嬉野高の(左から)大川内遥香さん、田原希美さん、林翔夢さん=嬉野市の同校

 九州地区高校生介護福祉研究発表会で佐賀県代表の嬉野高の3人が最優秀賞に選ばれ、全国大会への切符を手にした。出場した総合学科社会福祉系列3年の林翔夢(しょうま)さん、田原希美さん、大川内遥香さんは「コロナ禍のため、従来と違って発表内容をデータで送る初めての方式で戸惑ったが、うれしい結果になった」と喜んだ。

 昨年の大会は新型コロナウイルスの感染拡大で中止に。2年ぶりの開催となった今回は、会場での実技とプレゼンテーションではなく、各県代表のチームが送付したデータによる審査で行われた。

 同校の3人は「左半身のまひで車いすを使う80歳の女性が、家で料理をしたいとの希望を実現するための支援」を課題に設定し、動画などを使って発表内容を10分間にまとめた。それぞれが車いすを自宅に持ち帰って実際に調理し、問題点を把握。県在宅生活サポートセンターや嬉野市社会福祉協議会を訪れて活用できる福祉用具やサービスの社会資源を調べ、支援プランを構築した。

 審査では寸劇も取り入れた分かりやすい発表方式や、介護に関するさまざまな職種の従事者から情報収集して実現可能な支援内容になっていることが評価された。

 10月30日の全国大会も、発表映像を送付する形で開かれる。3人は「優勝を目指したい」と研究を進めている。(古賀真理子)

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