佐賀銀行(坂井秀明頭取)は29日、8月の大雨で被災して窓口営業を休止している北方支店大町出張所(杵島郡大町町福母)を大町町役場内へ移転すると発表した。11月22日から新店舗で営業を開始する予定。

 大町出張所(旧大町支店)は1963年に開設したが、店舗の老朽化などが課題になっていた。2019年と今年の2度にわたって大雨による浸水被害に遭い、8月16日から窓口営業を休止している。

 新店舗は大町町役場1階に設置し、人員規模は3~4人程度になる。新店舗に現金自動預払機(ATM)を設置しない代わりに、人口密度が高い福母地区の大町町公民館駐車場に店外ATM1台を設置する。役場、公民館ともに高台にあり、かさ上げなどは必要ないという。

 同行総合企画部は「行政庁舎への移転により、行政サービスと金融サービスをワンストップで提供することができるようになる。今後も持続可能な地域社会の実現に貢献していく」と話す。現在の出張所の跡地活用は今後検討するという。(大橋諒)