加藤博之佐賀労働局長(左)から認定通知書を受け取る鶴松造園建設の鶴田忠嗣社長=佐賀市の佐賀第2合同庁舎

 佐賀労働局(加藤博之局長)は、若者の採用・育成や労働環境整備に積極的に取り組むユースエール企業に、唐津市畑島の造園会社「鶴松造園建設」を認定した。県内の認定は18社目。

 鶴松造園建設は吉野ケ里歴史公園(神埼市郡)や海の中道海浜公園(福岡市)など公園の施工、管理のほか、個人宅の庭の手入れや街路樹の除草などを手掛けている。有給休暇の平均取得実績が年間14・8日と基準の10日を上回り、ここ3年間の離職者もゼロとなるなど、12の認定基準を満たした。

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 佐賀市の佐賀第2合同庁舎であった認定通知書交付式で鶴田忠嗣社長(59)は、「10年、20年後を見据えて会社をどう維持していくか。若い人たちに定着してもらうためにも、認定を取り続けられるようにしたい」とあいさつ。利益幅を圧縮してでも、一つの現場により多くの人手を投入し、技術の継承や休日を取りやすい態勢を整えていることを紹介した。

 ユースエールは厚生労働大臣が認定する制度。企業側には、認定企業限定の就職面接会への参加、公共調達における加点評価などのメリットがある。全国で認定を受けた企業は7月末時点で1097社。(大橋諒)

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