酒を口に含み、香りや味わいを一つ一つ吟味して採点する審査員=佐賀市のグランデはがくれ

 佐賀県産の原材料だけで仕込んだ優秀な日本酒と焼酎を認定する秋の審査会が26日、佐賀市のグランデはがくれで開かれた。県内12蔵元から純米酒27点、焼酎15点の計42点の申請があり、全て合格して県原産地呼称管理制度に基づく「The SAGA認定酒」に認定された。

 一般審査員18人を含む29人が銘柄を伏せた酒などをテイスティングし、香り、味、バランス、総合の4項目を評価した。一般参加の佐賀市の森翔平さん(29)は「普段は好みの味や銘柄で選んでいるが、先入観なく佐賀の酒を味わえた。香りや味わいの違いが楽しく、これからはいろんな佐賀の酒を飲んでみたい」と話した。

 県原産地呼称管理委員会の筒井ガンコ堂会長は「秋にふさわしく、実り豊かで成熟した味わいばかり。高いレベルでバランスが良く、文句のつけようがない。個性豊かな純米酒が多かった分、麦焼酎にはもっとくせがあってもよかった」と講評した。

 審査会は2005年から春と秋に行い、今回で33回目。県流通・貿易課の担当者は「認定酒が定着してきた中、6月にはGI(国の地理的表示)制度で佐賀が日本酒産地として指定され、相乗効果でより一層佐賀の酒のブランド化を進めていきたい」と話した。

 10月16日に鳥栖市の駅前不動産スタジアムで開催されるサッカー・J1サガン鳥栖のリーグ公式戦の会場で、今回の認定酒の無料試飲を実施する。

(福地真紀子)

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