佐賀空港への自衛隊オスプレイ配備計画を巡り、講演や質疑があった市民集会=佐賀市の本庄公民館

 佐賀空港(佐賀市川副町)への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画に反対する市民集会が26日、市内の本庄公民館で開かれた。計画は配備候補地の地権者だけでなく、市民や全県民の問題と指摘し「十分な議論を尽くさないまま配備計画を強硬に進めず、十分な情報公開の下で議論を尽くすことを国に強く要求する」との決議を採択した。

 佐賀大の吉岡剛彦教授が「佐賀の空を、平和の扉に」と題して講演し、軍備の拡張が中国など他国を刺激し、かえって自国の安全が脅かされる「安全保障のジレンマ」に陥ると指摘した。その上で「観光による国際交流こそが平和の構築につながる」と、観光面に特化した佐賀空港の存在意義を強調した。

 参加者からは米軍との共同使用を懸念する声や「川副町の話題に矮小わいしょう化されている状況をどう打開するか」といった意見が出た。

 主催した実行委員会によると、約30人が来場し、オンラインで約30人が視聴した。(円田浩二)

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