嬉野市議会の一般質問は15、16、21日に開かれ、新型コロナウイルス対策のポイントカード事業や8月の記録的な大雨被害などについて、13議員がただした。

 【ポイントカード事業】コロナ禍の生活支援や経済対策として、市内の店舗で使える5千円相当のポイントを住民に付与する事業は、1カ月遅らせて10月からの開始となった。福田正文観光商工課長は「コロナの第5波による感染拡大や、8月の大雨で多数の市民が避難したことを考慮した」と説明。ポイント付与は、密を避けるため特設会場などでの手続きから、郵送に切り替えた。加盟店は目標の100事業所に対して67事業所となっており、引き続き新規加入の促進に取り組むとした。

 【地滑り兆候への対応】大雨で、嬉野町大舟地区と塩田町南下地区は地滑り兆候による避難が長期化した。避難指示の解除後も、伸縮計による地盤の動きの観測が続いている。馬場孝宏建設課長は「緊急地滑り対策事業ということで、国、関係機関と協議する準備をしていると県から聞いている」述べ、一般的に3年以内に工事を完了させるとの報告を受けたことも説明した。

 【志田焼の里博物館の活用】志田焼の里博物館はシロアリ被害が発生し、今回の補正予算で対策工事費や根本対策につながる調査費も計上した。陶芸体験の需要も高く、体験室の増設の要望が出ている。村上大祐市長は「博物館の敷地内だけでなくその周辺を含めた活用の中で、敷地外に増設を求めるのも選択肢だと思う。博物館を中心としたにぎわいづくりを一つの計画として打ち出していきたいと考えている」と述べた。(古賀真理子)

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