故障車の移動や交通誘導の貢献で感謝状を受け取った鈴木宇道さん=神埼市の神埼署

諸泉孝俊署長(手前)から感謝状を受け取る鈴木宇道さん=神埼市の神埼署

 神埼署は、踏切近くの交通渋滞で車両を誘導した北陵高教諭の鈴木宇道さん(40)=吉野ヶ里町=に感謝状を贈った。鈴木さんは「電車も多い時間で、踏切事故が起きると大変。役に立てて良かった」と喜んだ。

 同署によると、8月下旬の朝、鈴木さんの自宅前で数百メートルの渋滞が起きた。先頭のトラックが故障で止まり、雨で視界は悪く、近くに踏切もあって後続車が通過できない状況になっていた。鈴木さんは踏切を往復しながら交通誘導し、約20分後に警察が到着した後は自家用車でトラックを安全な場所までけん引した。

 鈴木さんは昔の車が好きで、けん引用のロープなども持っていたという。「運転手が困っていて、迷いはなかった。自分も同じ立場なら一人ではどうもできない」と振り返った。感謝状の贈呈式で諸泉孝俊署長は「踏切事故が起きるかもしれない状況で、迅速に行動してもらった」とたたえた。(森田夏穂)

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