3歳児を保護し、感謝状を受けた大久保葵さん=佐賀市の佐賀北署

 佐賀(さが)北署(しょ)は、道路に飛び出していた3歳(さい)の男児を保護(ほご)した佐賀市(さがし)の大久保(おおくぼ)葵(あおい)さん(13)=城東(じょうとう)中1年=に感謝状(かんしゃじょう)を贈(おく)りました。当時は新型コロナウイルスの感染(かんせん)拡大(かくだい)に伴(ともな)う部活動の中止期間中で、自主トレでランニングに励(はげ)んでいたときの“お手柄(てがら)”でした。
 同署によると、大久保さんは8月27日午前6時50分ごろ、校区内を走っていたところ、道路への飛び出しを繰(く)り返(かえ)す男児を発見した。優(やさ)しく声を掛(か)け、「どこに行くの?」「公園に行く」「お父さんとお母さんは?」「一人で行くの」といったやりとりをしました。
 通報(つうほう)手段(しゅだん)がなかったものの、パトロール中のパトカーがいったん通(とお)り過(す)ぎた後に戻(もど)ってきて対応(たいおう)した。大久保さんは「きょうだいに見えなかったのだと思う」と振(ふ)り返(かえ)りました。
 北署によると、男児は家族が気付かないうちに自宅(じたく)の鍵(かぎ)を開けて外に出たのではないかとのこと。原田崇署長(しょちょう)は「保護してもらえなかったら交通事故(じこ)に遭(あ)っていた可能性(かのうせい)が非常(ひじょう)に高かった」とたたえました。大久保さんは陸上部に所属(しょぞく)しています。「表彰(ひょうしょう)は正直びっくり。これからも困(こま)っている人がいたら助けたい」と話しました。(19日付18面・松岡蒼大)

佐賀2021大雨
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