新型コロナウイルスに関して県内の自宅療養者がゼロになったことなどを説明した山口祥義知事=佐賀県庁

 佐賀県の山口祥義知事は21日に開いた新型コロナウイルスの対策本部会議で、県内の自宅療養者がゼロになったと明らかにした。県内の医療提供体制を守るために自宅療養を導入した8月18日以降、ゼロになったのは初めて。

 県内では重症化リスクの低い陽性者に限り、自宅療養を導入した。8月の「第5波」で感染者数が増加していき、自宅療養者数は8月26日にピークとなる592人に達した。以降は減少傾向に転じ、山口知事は対策本部会議で「みんなの努力で自宅療養ゼロまで戻ることができた」と強調。感染状況を示すステージについては「(新規感染者で)1桁が続くと、いよいよステージ1となってくる」との認識を示した。

 県健康増進課によると、今後の感染者への対応は自宅療養とせず、全て入院かホテル療養とする。感染者が急増し医療環境がひっ迫した場合は、再度自宅療養を組み込む方針。

 また、県教育委員会は校内での活動に限定していた部活動について、県内での感染状況が落ち着いているとして、23日から県内の学校やチームとの交流、県内大会の参加自粛を解除する方針を示した。県外チームとの交流や県外での大会参加などは引き続き自粛を求めている。(岩本大志)

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