平薮健さんの「ようこそ希望の島」(F4号、白亜地、油彩)

KENZANの展示作品を公開しているサイト「KONOYO.net」のURL

 佐賀市の洋画家平薮健さん(30)が、東京で開かれる大規模グループ展「KENZAN2021」に参加する。新進気鋭のアーティスト203人の一人に選ばれ、会場とオンラインで作品が公開される。

 高橋祐次さんや大沢愛さんなど、全国のギャラリーから推薦を受けた作家らの作品千点以上が集まる。会場では展示があり、オンラインでは購入もできる。開催は10回目を迎え、全国のギャラリストやコレクターからも注目を集めている。

 平薮さんは「ようこそ希望の島」シリーズなどから新作8点を含む9点を出展。関連イベント「KENZAN -fantasy-」の参加作家にも選ばれ、29日から10月5日まで台東区の松坂屋上野店でも作品3点を展示する。

 8月には東京の大丸東京店でグループ展に参加した。人とのつながりや希望を描く平薮さんの絵を見た来場者が、心を揺り動かされ涙を流す場面もあったという。

 平薮さんは「閉塞感漂う現代でアートはさらに重要性を増している。携われて幸せだと感じた」と振り返り、「私たちは世界が大きく変化する境目にいる。今を生きた作家として、時代に爪痕を残せるような作家になりたい」と話していた。(花木芙美)

 ▼東京都豊島区の東京芸術劇場で、22日から26日まで。問い合わせは一般社団法人Jian、電話03(6805)6365。

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