トヨタ紡織九州―豊田合成 前半、八巻雄一(左から2人目)から田中大斗(右から2人目)へのパスがカットされる=愛知県の豊田合成記念体育館

 またしても開始直後を狙われた。トヨタ紡織九州レッドトルネードは、序盤の10分で5点を献上。首位を走る豊田合成(愛知県)に一気に流れを奪われた。終盤の追い上げも及ばず2連敗。岩本真典監督は「(18日の)大崎戦と同じで、立ち上がりだった。理想の戦術が機能せず点差が開いた」と敗因を語った。

 初黒星から中1日で昨季の王者に挑んだ。身長2メートル近い外国人選手2人を柱とする相手に対し、機動力を生かした攻撃で対抗したが、開始からサイドへのパスはことごとくカットされ、シュートも阻止された。外国人選手を警戒するあまり、空いた守備のスペースを突かれ5失点。相手2人の2分間退場も得点に結びつけられず、7点差で折り返した。

 後半は戦術を切り替え、素速い寄せで数的有利な状況に持ち込んだ。前半生かし切れなかった相手の退場中に得点を重ね、攻守にアグレッシブな動きを見せた。だが、連係ミスなどから生じた前半の点差を奪い返すことはできなかった。

 2戦続けて立ち上がりがポイントとなった。攻撃の中心として9得点を挙げた梅本は、「対角線を使って攻め込んだが、積極性が足りていなかった」と振り返り、「最初から後半の動きや気持ちを出さないと白星はつかめない」。連敗脱出へ、25日の北陸電力戦での再起を誓った。(西浦福紗)

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