土砂が流入した大舟地区の民家。被災から1カ月ほどたっても、土砂は水分を含んだまま=11日、嬉野市嬉野町

 一般社団法人「日本損害保険協会」は16日、8月に佐賀県内を襲った大雨に伴う保険金支払額が、4507件、総額102億1890万円(3日現在)に上ったと発表した。

 8月11日からの大雨被害による保険金支払い状況を同協会と外国損害保険協会の会員各社を対象に調査、集計した。福岡県やその他の地域と合わせた全体の事故受付件数は2万2293件で、このうち支払件数は2万661件、保険金支払額は総額219億3523万円だった。

 県内の内訳をみると、火災保険が2951件の88億227万円に上った。車両保険(商品車含む)は1386件の12億5435万円、傷害保険を含む新種保険は170件の1億6227万円だった。

 日本損害保険協会九州支部によると、2019年8月の佐賀豪雨における支払額は集計しておらず、比較できないという。過去の主な風水害による保険金の支払い状況をみると、大雨よりも被害が広範囲に及ぶ台風で支払額が大きくなる傾向があり、18年に大阪、京都、兵庫などを襲った台風21号では、1兆678億円が支払われている。(大橋諒)

 

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