講師の西津倫子さん(手前から2人目)からお茶の作法を学ぶ参加者たち=吉野ヶ里町のふれあい館

 シニア世代の趣味や交流の場をつくろうと、吉野ヶ里町社会福祉協議会が「若返りプロジェクトOtona(おとな)塾」を開いている。本年度から始まって陶芸や町内散策などさまざまな体験があり、受講者は新たなチャレンジを楽しんでいる。

 茶道教室が14日に三田川健康福祉センターふれあい館であり、講師の茶道裏千家の西津倫子さん(71)は「お茶をいただけることに感謝して飲む直前にもう一度礼をする」、「飲んだ後は二度と同じ茶わんに会えないつもりで名残見をする」などと茶道の精神や作法を説明した。

 受講した宮﨑美由紀さん(63)は「久しぶりにお茶を立てたが、先生のはクリームをのせているようにふわっとなめらかで全然違った。これを機にまた練習したい」。熱心にメモを取っていた西尾京子さん(74)は「(同塾に)行くたびに新しい知識を得られる」と話した。

 おとな塾では月2回ほど講座を開いている。同協議会の野中由紀子地域福祉課長は「新しい環境で今までと違う自分を見つけ、これからの楽しみをゆっくり考えたり、社会を広げたりする一助になれば」と話す。問い合わせは、電話0952(52)7831。(森田夏穂)

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