台風14号の接近に備え、ロープで固定された漁船=16日午後5時すぎ、佐賀市川副町の戸ケ里漁港

 台風14号の予想進路(16日21時現在)

 台風14号は17日に東シナ海から対馬海峡に進んだ後、午後には九州北部に上陸し、夕方から夜の初めごろに佐賀県内に最も接近する見通しとなった。明け方から夕方にかけて局地的に非常に激しい雨が降り、大雨となる恐れがあり、佐賀地方気象台は浸水や冠水に警戒を呼び掛けている。

 17日に予想される1時間雨量は多いところで60ミリ、17日午後6時までの24時間予想雨量は多いところで200ミリ、その後の24時間は50~100ミリを予想している。予想最大風速は北部沿岸海域25メートル、有明海と陸上20メートル、波の高さは唐津地区沿岸海域6メートル、有明海2・5メートル。佐賀市川副町の戸ケ里漁港では16日、漁業者が波の影響を受けにくい場所に漁船を移し、係留して台風に備えた。

 佐賀県教委によると、県立高32校中26校が休校、佐賀西など6校がオンライン授業を計画している。県内の国公立小中学校は全て休校する。

 交通機関ではJR九州が博多~佐賀・長崎の特急かもめを本数を減らして運転する。筑肥線の筑前前原~唐津(西唐津)は午前5時台の上り列車2本を除き、運転を見合わせる。松浦鉄道は通常通り運転の予定だが「状況次第で運休を検討する」としている。

 台風は次第に温帯低気圧の性質を帯びて影響範囲が広がり、18日は西日本から北日本で強い風が吹き、非常に激しい雨が降る場所がある。18~19日にかけて西日本から東日本を横断するとみられる。

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