佐賀県警本部(佐賀県佐賀市)

 鳥栖市の女性殺害事件で、佐賀県警は10日に事案の発生を覚知していたものの、公表が14日になったことについて、物的証拠や目撃情報がなく「殺人事件と即断できる状況ではなく、遺族のプライバシーにも配慮した」などと説明した。

 県警は変死事案の広報について「明らかな殺人事件であれば報道発表を行う方針」とした。その上で、今回は「刃物を使った刺殺事件や扼殺(やくさつ)のように明白な殺害の痕跡が確認できず、凶器が遺留されていたわけでもなく、目撃者もいない。被害者遺族のプライバシーも考慮した」と述べた。

 13日の司法解剖の結果を基に、事件性の有無などを判断する予定だったが、山口鴻志容疑者が同日、大分県警に自首したことなどから発表に至ったとしている。(取材班)

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