武雄市役所(武雄市)

 武雄市のふるさと納税の返礼品発送が遅れている問題で、市議会(定数20人)の議員有志11人が13日、地方自治法100条に基づく調査特別委員会(百条委員会)の設置を求める決議を提出した。委託業務に関する問題点の調査が目的で、開会中の定例市議会で14日、設置の可否を採決する。

 設置を求めた杉原豊喜市議らによると、これまで3回にわたり市議会全員協議会で執行部側の説明を受けてきたが、委託業務に関して業者側から説明を受けることができていない。このため、委託業者の選定に至る経緯を当時の市担当者から聴くことと併せて、調査の必要があるとしている。

 百条委は10人で構成し、市議会閉会中も調査でき、調査期限は特に設けない形を想定している。設置が決まれば、武雄市のふるさと納税業務委託業者や、発送を遅らせた佐賀市の返礼品納入業者の代表者を呼び、事情を聴くことなどを検討する。

 杉原市議は「返礼品の発送が遅れた原因や業者選定の過程など、市民から疑問の声が寄せられている。議会として真相を究明したい」と話す。(澤登滋)

【関連記事】
このエントリーをはてなブックマークに追加