漁港付近に堆積した土砂をすくい上げる2隻のしゅんせつ船=12日、佐賀市川副町の戸ケ里漁港(大詫間側地区から撮影)

漁港付近に堆積した土砂をすくい上げるしゅんせつ船=12日午前、佐賀市川副町の戸ケ里漁港

 8月の記録的な大雨で佐賀市川副町の戸ケ里漁港に堆積した土砂の除去作業が12日、始まった。ノリ養殖のシーズンに向けて浮桟橋の設置が始まる10月上旬をめどに、佐賀市が約2万1100立方メートルの堆積土砂を除去する予定。

 佐賀県有明海漁協や市によると、早津江川河口の戸ケ里地区に約2万立方メートル、大詫間地区に約1300立方メートルの土砂が堆積。水深が浅くなり、漁船が安全に港から出られず、船底を損傷させる恐れがあるとして、漁協は県や市に早期の除去を要望していた。

 除去作業は、国の災害復旧事業と県単独の補助事業を活用して佐賀市が実施する。受託した佐賀市内の建設業者が12日午前、2隻の作業船で土砂の除去を開始した。

 同漁港は昨年7月に九州を襲った豪雨でも土砂が堆積し、ノリ漁船が川を航行できなくなったため、国土交通省と市で土砂の除去に当たった経緯がある。(志垣直哉)

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