県外への移動と県外での会食は引き続き自粛するよう求めた山口祥義知事=佐賀県庁

 佐賀県の山口祥義知事は10日、新型コロナウイルス対策で、県内全域の飲食店を対象にした営業時間の短縮要請を12日までで解除した後も、引き続き県外への移動と県外での会食は自粛するよう求めた。県内は感染が減少しつつあるが「全国はまだまだ厳しい状況」との認識を示した。

 佐賀県に適用されているまん延防止等重点措置、県独自の時短要請を伴う「医療環境を守るための非常警戒措置」はいずれも期限通り12日に解除される。

 県庁で開かれた対策本部会議で山口知事は「福岡をはじめ19都道府県が緊急事態宣言の対象で、まん延防止も8県ある」と説明し、県外への移動はどうしても必要な場合でも慎重に判断するよう呼び掛けた。

 山口知事は、県内の感染状況の警戒度を2番目に深刻な「ステージ3」としているが、専用病床の使用率33・6%(12日現在)が25%に改善することが、ステージ2に引き下げる目安になるとの認識を示した。

 県立学校は措置期間中、部活動を停止していたが、13日から校内に限って再開する。一方、大会や交流は県内外を問わず引き続き自粛を求める。全国大会などにつながる公式の大会は感染症対策を徹底した上で参加可能とする。

 県民の県内旅行に1人1泊当たり最大7千円を支援する「佐賀支え愛宿泊キャンペーン」は新規予約の一時停止を継続し、再開を見送った。(栗林賢)

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